【手織工房じょうた】の教室では、さをり織りに「残糸(ざんし)」と呼ばれる糸を使用しています。残糸とは、紡績工場などで余ってしまい、廃棄される運命にある糸のこと。一般的に紡績工場では、一定の量が巻かれたコーンの糸を使用して大量生産が行われます。
しかしコーンの終盤になると、糸が大量生産には足りない量となるため、中途半端な糸は使われることなく、そのまま残されてしまうのです。このようにして残された糸は、品質に問題がないにも関わらず、産業廃棄物として捨てられてしまいます。
昨今では、この問題に取り組むため、残糸を使ってタオルやくつ下を作るなど、残糸をリサイクルするエコ活動が積極的に行われています。量が少ないというだけでもともとは良質な糸。しかも、捨てられるはずだった糸を再利用するため材料費のコストを抑えることが可能に。高品質、低価格の織り物が実現するのです。
また、残糸は望んで得られるものではないため、一期一会の楽しみがあります。一つの量も少ないので、ほかの糸と撚り合わせたり、別の糸と織り合わせたり、個性的な仕上がりになることも魅力です。残糸を使って一期一会の手織り作品をお楽しみください。
機織りの教室をお探しの方は【手織工房じょうた】へお越しください。1969年に誕生し、約40年にわたり世界中で愛され続けている「さをり織り」の機織りを体験することができます。
工房には、たくさんのカラフルな糸をご用意しております。コーンに巻き直してリサイクルした残糸は、コットン、麻、ウール、シルク、カシミヤなど、種類も豊富。見て触って、気に入った自分の好きな糸で織る楽しみをご体感ください。
機織りを東京で体験してみたい方は【手織工房じょうた】へお越しください。東京の吉祥寺と自由が丘にお店を構えるさをり織りの手織工房です。さをり織りは、自らの感性を第一に、感じるまま自由に織ることができる画期的な手織りの手法です。
工房には、専用の手織り機「SAORI」や必要な道具、多彩な糸をご用意しておりますので、手ぶらでご来店いただけます。手と足を動かして織り上げていく昔ながらの機織りを是非ご堪能能ください。
サイト名 | 工房じょうた |
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住所 | 〒181-0001 東京都三鷹市井の頭5丁目17−29 |
TEL | 0422-27-2595 |
URL | http://www.jota28.com/ |